
3倍マーチンゲール法とは?
これまでにもマーチンゲールと名の付く投資法をご紹介してきましたが、今回は3倍マーチンゲール法をご紹介していきます。
マーチンゲール系投資法の特長は、これまでに負けた損失を一気に取り返すというマネーシステムでした。
それらのメリットを強化しデメリットを克服したのが、今回の3倍マーチンゲール法となります。
3倍マーチンゲール法の使い方やメリット・デメリットなどを中心に解説していきます。
【目次】
1.3倍マーチンゲール法とは
2.3倍マーチンゲール法の実践例
3.3倍マーチンゲール法の特長
4.3倍マーチンゲール法のメリット
5.3倍マーチンゲール法のデメリット
6.3倍マーチンゲール法が使えるゲーム
1.3倍マーチンゲール法とは
3倍マーチンゲール法とは、これまでにもご紹介してきたマーチンゲール系投資法と同じく、負けた損失を一気に取り返し、なおかつ利益を生み出していく投資法です。
損失が膨らんでしまい、これまでかと思ったときに使える投資法ですが、後に生み出す利益額を見ると、どうしても物足りなさを感じることもあったかと思います。
そんな弱点を克服し、一気に形勢逆転を狙っていけるのが3倍マーチンゲール法です。
賭けるタイミングは損失を大きく抱えているときであれば、いつでも構いません。
賭ける金額についてですが、これは直前のゲームの賭け金の3倍を賭けます。
この3倍からネーミングが付けられています。
3倍マーチンゲール法を使用して勝った場合には、また1からリセットしゲームをプレイしていきます。
文章だけでは分かりにくいという方のために、実際にプレイした画像をもとに見ていきましょう。
2.3倍マーチンゲール法の実践例
イメージしやすいように、ルーレットの「赤黒賭け」にてプレイしていきます。
賭ける金額は1ドルで設定します。
3倍マーチンゲール法のおさらいですが、投資法を始めるのは負けたときです。
また、投資法を使用して勝った場合には、そのゲームで投資法をストップさせます。
では、1ゲーム目は1ドルを「赤」に賭けていきます。
結果は「黒の8」でしたので、残念ながら負けとなってしまいました。
賭けた1ドルは没収されてしまい、これで累計損益は-1ドルとなります。
1ゲーム目に負けてしまったため、次の2ゲーム目からは3倍マーチンゲール法を使用していきます。
続いて2ゲーム目にまいります。
2ゲーム目では、1ゲーム目に賭けた1ドルの3倍である3ドルを「赤」に賭けていきます。
結果は「黒の13」でしたので、2ゲーム目も負けてしまいました。
賭けた3ドルは没収されてしまい、これで累計損益は-4ドルとなります。
これで2連敗となったため、続いての3ゲーム目も3倍マーチンゲール法を使用していきます。
続いて3ゲーム目にまいります。
3ゲーム目では、2ゲーム目に賭けた3ドルの3倍である9ドルを「赤」に賭けて勝負していきます。
結果は「赤の12」でしたので、見事に的中させることに成功しました。
賭けた9ドルに2倍の配当が付くため、18ドルの賞金が手に入ります。
18ドルから賭け金である9ドルを差し引くと、利益は9ドルとなり、これで累計損益は+5ドルとなります。
今回3ゲーム目で勝つことができましたので、ここで3倍マーチンゲール法は一旦ストップとなります。
ここまでの結果でも分かる通り、始めは1ドルからスタートしましたが、最終的にはマイナスの損失を一気に回収することに成功し、利益を5ドル残すことに成功しました。
賭けた金額に対して残った利益の金額が大きく、また損失を一気に回収できることから、欧州を始めギャンブラーに愛されていることが分かっていただけたのではないでしょうか。
3.3倍マーチンゲール法の特長
3倍マーチンゲール法の最大の特長は、連敗を重ねた分だけ勝利時の賞金額は上がる点にあります。
下部の表をご覧ください。
ご覧のように、ゲーム数を重ねていくと賭け金も上がっていきますが、勝利時の利益も格段に跳ね上がっていくのが分かると思います。
3倍マーチンゲール法では、損失はマイナスではなく、むしろ勝利時の大金をつかむための助走に過ぎません。
ある程度の大きな損失であれば、そこまで悩む必要もありません。
4.3倍マーチンゲール法のメリット
3倍マーチンゲール法のメリットは大きく分けると3つあります。
・負け続けた損失が一気に返せる
特長のところでも解説しましたが、3倍マーチンゲール法では、負け続けていたとしても損失は一気に返すことが可能です。
9ゲーム目まで連敗してしまった場合でも、10ゲーム目で勝利することができれば、結果的には9,842ドルの利益を獲得できます。
この爆発力こそが3倍マーチンゲール法の持ち味です。
・大金をつかむことができる
仮に1ゲーム目を1ドルでスタートしても、5ゲーム目で勝利すれば41ドルの利益を獲得できます。
実に41倍にも利益が跳ね上がっています。
また前述したように、9連敗後に10ゲーム目で勝利できれば、実に9,842倍の9,842ドルもの大金をこの手につかみ取ることが可能です。
各ゲームでは賭ける金額に制限があるため、事前にチェックしておくことをオススメします。
・リスクが少ない
賭ける金額を3倍にしていく3倍マーチンゲール法では、今抱えている損失は大金をつかむための一時的な損失と捉えることができます。
いずれ返済することができる損失ですので、損失を損失だと思う必要はありません。
もちろん損失額が大きくなればなるほど、精神的な負担も増えてはきますが、いずれ返せると思うと気持ち的には少し楽になります。
5.3倍マーチンゲール法のデメリット
3倍マーチンゲール法のデメリットは大きく分けると2つあります。
・連敗の続きすぎは厳禁
いくら累計損失を一気に取り返せる3倍マーチンゲール法とはいえ、いつかは限界が来てしまいます。
こちらの表にもありますが、5ゲーム目あたりからは賭け金が高額になり始めてきます。
6ゲーム目からは3桁となるため、連敗しても損失が取り返せる投資法ではありますが、そもそも賭けるための資金が不足していては難しいところがあります。
あまりに連敗が続いてしまう場合には、賭ける金額が大きくなりすぎてしまうため注意が必要です。
・連敗できる数には制限がある
この連敗数に制限があうという意味ですが、これはゲームに設定されている最大賭け金のリミットのことを指します。
ゲームにはそれぞれ最大の賭け金額と最小の賭け金額が設定されています。
最低でも賭けなければいけない金額が決まっているのと同じように、最大でもいくらまでしか賭けることができないという金額が決まっているのです。
こちらは1ゲーム目の様子ですが、画像の右下にご注目ください。
赤丸で囲っている部分には、最大の賭け金額であるMAXと最小の賭け金額であるMINの文字があります。
最大の賭け金は500ドル、最小の賭け金は1ドルと設定されています。
つまり、損失が膨らみ取り返そうと思っても、500ドルまでしか賭けることができないというリミットがあることを覚えておきましょう。
この設定されている最大賭け金額以上の金額は賭けることができませんのでご注意ください。
6.3倍マーチンゲール法が使えるゲーム
3倍マーチンゲール法が使えるゲームは、今回のようなルーレットの「赤黒賭け」以外にも、「ハイロー賭け」や「奇数偶数賭け」でも使用できます。
また、「21」に近いカードをそろえたほうが勝利となるブラックジャックやバカラなどもあります。
勝率が50%で配当が2倍のゲームでは、積極的に使用することをオススメします。
賭け金が大きくなったときの対策として、自分の中でいくらの損失を抱えたら一度ゲームを中断するなどの決め事を作ったほうが良いかもしれません。
ある程度の資金さえあれば、ぜひオススメしたい投資法です。
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